七五三はいつ
日本の伝統文化である七五三。じゃぁいつするの? って聴かれて困りますよね。基本的には11月十五日がその日です。2024年は11/15は金曜日なので、その次の16土曜日、17日曜日には神社さんには着物姿の子どもたちであふれますよね。この3日間は神社さんも七五三参りで混雑が予想されますから、ゆったりとお祝いされたい方は他の吉日にという方も多いです。早い方は9、10月にされる方もいらっしゃいます。
旧暦11月15日だけ?
なぜ11月15日になったか? 今のように盛大に七五三をお祝いするようになったのが江戸時代の徳川綱吉・第五代将軍のときからです。徳川綱吉が長男・徳松のために11月15日に盛大にお祝いしたのがはじまりと言われています。でもこの時の11月15日は太陰暦なので、今のキリスト教暦では違いますよね。2024年の旧暦11月15日は12月15日日曜日先勝になります。
お祝いごとですから、どうしても吉日を選ばれる方が多いですね。2024年は10月の大安は1日日曜日、6日金曜日、12日木曜日、18日水曜日、24日火曜日、30日祝日。11月の大安は2日土曜日、8日金曜日、14日木曜日、20日水曜日、26日火曜日です。12月の大安は、1日日曜日、7日土曜日、13日金曜日、19日木曜日、25日水曜日です。
じゃぁ七五三って、一体何歳の時にするのがホント
昭和時代に入るまでは数え歳が普通の考え方。ですから明治までの七五三は、数え3歳の満年齢2歳のときの「髪置き」儀式。江戸時代までは3歳まで髪を剃る習慣がありました、そして3歳から髪を伸ばし始めるための儀式が「髪置き」。3歳は男女ともにお祝いします。
五歳は初めて男の子が袴をはく儀式です。これを「袴着」と呼びます。数え歳5歳の満年齢4歳です。五歳でお祝いするのは男の子、女の子は七歳でお祝いします。
七歳は女の子が大人と同じ幅広の帯をすることで、大人に成ったとお祝いする行事です。「帯解き」と呼ばれます。明治時代までは数え年齢でお祝いするのが正式でしたが、今では満年齢でお祝いされる方が多いです。どちらでもかまいません。
☆お宮参り、七五三など無料貸出し衣装も揃っています。着物の着付け、ヘアメイクの紹介もしております。