スタジオでの撮影以外にも本山写真室では、集合写真の撮影依頼も受け付けています。
たくさんの人を写す集合写真は、ある程度の写真技術ポイントがあります。みなさんが集合写真を撮影する時に、注意すべきポイントを挙げますね。
1.しっかりと全員の顔を写す
そのためにはピントが大切です。5列並ぶと一番先頭にピントを合わせていると、必ず後ろ5列目の人たちの顔がボケてしまいます。縦並びの中間くらいにピントを合わせてください。
カメラの撮影モードは「絞り優先Av」か「マニュアルM」で撮影します。これは絞りをF値8からF11と自分の意思で決めることが出来るからです。絞れば良いと考えている方も多いですが、目一杯絞ると逆に屈折の問題でぼけます。
2.並びかた
全体のバランスはとれるように、人を並べます。8人程度の集合なら1列でオッケーですが、10人以上になると前6人後ろ8人とか列ならびにされる方が綺麗な写真になります。数十人とかになると段差がないと顔が隠れますから、椅子、階段や舞台などを利用されると良いでしょう。本格的な撮影では「ひな壇」と呼ばれる階段を用意します。逆に撮影する方が脚立に上り上から撮影するのも手法の一つです。神社での撮影は高い脚立を使用してます。
3.ストロボ・フラッシュを使う
フラッシュを使用する利点としては、被写体に当たる光を追加することで、影になることなく顔をはっきり映すことができること。そして被写体の方に「撮られた」ということを認識してもらうためです。
4.連写する、時間をかけすぎないことが大切
人は目をつぶりますので、シャッターを押し続けて連写をしてみなさんが目がパッチリ写真を。特に子どもさんはじっとしてられませんから、顔がぶれます、時間をかければかけるほど写真の出来は下がります。
5.どうしても顔が横向いてたり目つぶり対策は合成
連写してもうまくいかない場合は、その前後の写真から顔の部分だけを切り抜いて合成するという方法もあります。幼稚園や小学校の集合写真などでは写真屋さんがよく使う手法です。当写真館でも合成処理も行います。
また作例写真のように会合名、撮影日時などを入れた文字入れプリント処理も当写真館で承っております。お気軽にご相談ください。